FMD測定手順

測定準備

超音波診断装置

超音波診断装置写真
超音波診断装置の条件
  • ECG機能
  • ドップラー
  • リニア型超音波プローブ(7.5MHz以上)

駆血できるもの

医用電子血圧計写真

写真は医用電子血圧計

MIST-1000

MIST-1000は血圧測定の他に加圧機能も備えていますので、FMD測定のガイドラインにある最高血圧+30㎜Hgでの5分間駆血にも対応可能です。
医療機器認証番号 : 221AGBZX00109000

腕とリニア型超音波プローブが固定できるもの

腕部・器具ホルダー写真

写真は腕部・器具ホルダー

MIST-100H

MIST-100Hの機能を使えば、リニア型超音波プローブの固定、腕の保持が簡単に行えます。さまざまなメーカーのリニア型超音波プローブも装着可能ですので、すでにお持ちの超音波診断装置でFMD測定が行えます。

※MIST-1000、MIST-100Hはサラヤにて販売しております。お気軽にお問合せください。

測定評価ツール

FMD測定評価表

被験者の%FMD値を基準線(評価表)※と比較することで、被験者の動脈硬化の傾向をよりわかりやすく知ることができます。

※NMD測定とは、FMD測定の補助的に行う測定で血管の平滑筋機能を調べる検査です。安静時と血管拡張剤(ニトログリセリンなど)投与後の血管径を比較し、その拡張率を%NMDとしています。

※ 評価表は、サラヤでFMD測定した400人ものデータをもとに基準線をひいたオリジナルのものです。

監修 : 東幸仁(広島大学)

MIST-1000、MIST-100Hを使用した測定例をご紹介します

  1. リニア型超音波プローブを腕部・器具ホルダーMIST-100Hに固定する。
  2. 被験者の肘を肘当てに合わせる。
  3. 前腕部に腕帯を巻く。
  4. グリップを握ってもらう。グリップのボタンを押しながら、被験者の腕の長さに合わせて位置を微調整する。
  5. アーチ部をスライドさせ、リニア型超音波プローブを上腕動脈に近づける。
  6. リニア型超音波プローブを上腕部(上腕動脈)にあて、血管径を測定する。
  7. 医用電子血圧計 MIST-1000で駆血を5分間行う。
  8. 5分後、駆血解除する。血管がリニア型超音波プローブからずれても、調整ノブで簡単に血管を追うことができる。
  9. 駆血解除後、最大拡張期に再度血管径を測定する。
  10. 駆血前後の血管径を比較し、%FMDを算出する。
  11. 評価表をプリントアウトし確認する。