サラヤはこれまで「衛生・環境・健康」の分野で『予防』に注力してきました。今回、『血管の状態を知ること』それが『動脈硬化の予防』に繋がると考え、血管の内皮機能を正しく評価する方法に着目いたしました。
血管からはさまざまな生理活性物質が生成され、それらは血管機能の維持に重要な役割を担っています。それらのなかで最も重要な生理活性物質は血管内皮が産生する一酸化窒素(NO)であり、このNO産生を見ることによって血管内皮機能、すなわち「血管の健康度」の評価ができます。現在、血管内皮機能の評価法は、この原理に基づく、血流依存性血管拡張反応(FMD)測定があります。このFMD測定(FMD検査/血管内皮機能検査)が有用であることは良く知られていましたが、その測定の際の不安定さや煩雑さなど、多くの課題があったため、これまで広く利用されていませんでした。
FMD測定(FMD検査/血管内皮機能検査)をもっと簡便に、もっと身近に・・・サラヤはこの問題を解決して、皆様の健康のお役に立ちたいと考えております。